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報ステの「the fake news=メディア」を考えてみた

【報ステ】全米400紙がトランプ大統領を一斉批判

上の動画の中でトランプ大統領はこう言っている。

I call the fake news "the enemy of the people".

これに対して報ステの字幕は「私はメディアを国民の敵と呼ぶことにした」となっている。

Twitterでは「また報ステが意図的な誤訳をやりやがった!」みたいな反応が多くあり、少ないながら「トランプは常日頃からメディアのフェイクニュース呼ばわりしているので誤訳ではない」という反応もあった。

動画を見るとthe fake news=メディアという"意訳"はアリかもしれないが、やはり不適切だとは思う。少なくとも報ステに批判的な人々は誤訳だと言い出すことは少し考えればわかることではないのか?

短い動画だが、the fake newsをメディアと訳したことについて一言付け加えておくべきだったろう。まあ報ステ側は「反"報ステ”」に対して配慮しようとは思っていないのだろう。

さて、こんな記事がある。

トランプ米大統領の「国民の敵」発言に反撃 350超の新聞社が一斉社説 メディアの信用度低下も加速 - 産経ニュース 2018.8.17

米国ではトランプ氏のメディア敵視の姿勢に非難が集まる一方、メディアの信用低下も加速している。とくに共和党支持者の間で著しく、米調査機関ピュー・リサーチ・センターの昨年6月の調査によると、メディアが自国にマイナスの影響を与えていると答えた共和党支持者は85%となり、2010年の68%から大幅に増えた。

日本でも同様な傾向があると、私は思っている。モリカケ報道が何ヶ月も報道されているのに安倍自民党総裁が3選確実なのがその証拠になるだろう。