サブブログとハサミは使いよう

ブログと世界史について

日本人が興味を持たないキーワード

今回は、メインブログの『歴史の世界』の話をしよう。

rekishinosekai.hatenablog.com

このブログの中で閲覧数の多い記事を2つ挙げる。

rekishinosekai.hatenablog.com

rekishinosekai.hatenablog.com

この2つが閲覧数の多い理由は、googleで「ヤンガードリアス」と「ウバイド文化」を検索した時に上の記事が1ページの上位に来るようになったからだ。

この事実を知った瞬間は喜んだものだが、その実態はSEOの成果でもなんでもなく、ただ単に この2つのキーワードを含んだウェブページがほとんど無いということだった。

にんき も ひとけ もないブログの世界史カテゴリー

世界史系のブログを挙げるとしたら2つ挙げることができる。

歴ログ -世界史専門ブログ-

歴史的速報@2ch : 世界史

歴ログはgoogleで「世界史」で検索して上位に来るほど威力のあるブログ。はてなブログでは有名ブログの1つと言っていいだろう。歴史的速報もライブドアブログの歴史カテゴリーランキングのトップに立つブログで、日本史を含むあらゆる地域史に通じている。

さてそれではブログの中で「世界史」というカテゴリーは人気かと言えば全くそうではない。むしろ閑古鳥が鳴いている。

にほんブログ村というブログランキングサイトがある。pvを少しでも稼ぎたいと思ってこちらを覗いてみたら、世界史系のカテゴリーはヒドいものだった。世界史のことが書いてないブログが上位に位置し、その中には更新が止まっているものもあった。歴ログも登録されているが、たしか10位以下だった。

はてなブログのブロググループでは歴史グループ(公式)がある(世界史カテゴリーは有って無いようなものだ)。これがまたヒドい。まともな歴史に関係する記事が少なすぎる。このページに訪問する価値は無い。

次にはてなブックマーク歴史カテゴリーを見てみよう(世界史カテゴリーは無い)。ここも まともな歴史に関係する記事がほとんど無い。

ちなみに私はgoogleニュースで歴史カテゴリーを設けているがヒットするニュースが「歴史的」とか「◯◯(商品名または企業名など)の歴史」というものばかりでいつも失望している。

書籍

書店の歴史コーナーを見てみよう。

日本史コーナーはあまり入れ替わりは良くないが多少動きはある。中韓コーナーは反中韓本ばかりでウンザリだ(政治コーナーに移動して欲しい)。世界史コーナーは停滞気味だ。それでも『サピエンス全史』など欧米で売れている邦訳本が入荷しているからのぞく価値はあるが。

中央公論社の『世界の歴史』シリーズとか、山川出版社の『各国史』シリーズとか早く新版を出して欲しい。これらのシリーズは20世紀末に出されているから もう20年経っている。

出版社が売れる本しか出さないというのなら再販制度を廃止すべきだ。

日本人は世界史に興味がない?

「日本人は世界史に興味がない?」多分そうだと思う。

もう過去の話だが「高等学校必履修科目未履修問題」という問題があったが、この科目の中に世界史というものがあった。これも世界史が興味を持たれていない証拠の一つとなるだろう(この問題の本質はそういう問題ではないのだが)。

上の節で見たように、ブログでもニュースでも記事が少ない。閲覧する価値がない(読まれる可能性が低い)記事は書かれない。日本人全体からみれば、やっぱり興味がないのだと思う。

とりあえずブログは続ける

メインブログを書いている目的は、自分の歴史に対する知識を積み重ねて、世界史の全体を把握するためだ。それでも記事をアップロードしたからには読まれたいという願望はある。

pvは低いがそれでもゼロではないので、絶望するほどではない。 歴ログさんを目指そうというわけではないが(そもそも方向性が違う)、多少とも読まれるブログになることを願いつつ書いていこう。千記事くらい書けば大台(月間1万pv)に乗るのではないかと淡い期待をしている。千記事か…遠いなぁ…