【政治】集票マシーンの「連合」
民進党が立民と民民に分かれていることで、労組(連合)が困っているという話。
旧民進党最大の支持団体だった連合が、立憲民主、国民民主の両党を支援する見通しになった。連合の神津里季生会長が16日、東京都内で記者団に「そのこと(両党支援)を視野に、同じ内容の政策協定を両党と結びたい」と表明した。昨年の衆院選で旧民進党が分裂し、連合は立憲、旧希望の党、無所属で立候補した旧民進系候補を個別に支援せざるを得なくなったが、来年の統一地方選や参院選に向けて「股裂き」状態は続きそうだ。【影山哲也、立野将弘】
政治のド素人の私としては記事よりもむしろ表の方が重要。
「社会党系」と「民社党系」
立民と民民の2党は昔の「社会党系」と「民社党系」と思えばいいだろう。
社会党系は自治労と日教組を含む日本労働組合総評議会(総評)が支持母体。
ここで、総評は日教組がいる時点でお分かりのようにアタマの中がお花畑だ。北朝鮮とは「話し合い」で何でも解決できると思っている。彼らをスパイだとか工作員だとかいう人がいるが、基本的には政治の現実、つまり軍事力がものをいう国際政治を見ない人たち、無関心な人たちだ(総評に工作員が混じっている可能性はないとは言えないが、全員が工作員なワケがないだろ)。
民社党系はどうか。彼らも北朝鮮と「話し合い」で解決できると思っている人が多いとは思うが、TPPには賛成で、原発も賛成らしい。こちらのほうが現実世界の政治の話がまだできるだろう。落選中の金子洋一氏はこっち側だ。おなじく落選中の馬渕氏もこっちだと思う。
現状、玉木代表の言動から見れば「現実世界の政治の話」ができるというのは、甚だ現実離れしているのだが、絶望感しか無いのだが、理想としては民民の社民党化を望む。
とりあえず、両党の分裂状態が一日でも長く続きますように。そして金子・馬渕両氏の復活を願う。